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[BOOKデータベースより]
本書は、主要な作家を網羅しただけの文学史ではない。小説だけにとどまらず、詩歌、戯曲、評論・随筆まで扱い、各時代の代表作と目されてきたものを中心に、思想・文化全般における文芸の位置と役割を明らかにする。文芸諸ジャンルの枠を超えて、それらが共鳴しあうとき、ひとりの作家、一つのジャンルでは見えない動きが見えてくる。これまでの概念を問い直すことで、新たな「文学史」が立ち上がる。
序章 文芸史とは、どのようなものか(「文学」が「文学」になったとき;日本近現代文芸史をどう書くか)
第1章 近代化のしくみ―江戸から明治へ(明治という時代(前半期);知の制度整備;文芸改良と古典再評価)
第2章 生命の表現―明治後期から大正へ(生命主義の時代;印象主義から象徴主義へ;短歌の象徴主義)
第3章 モダニズムとその屈折―大正から昭和へ(大正から昭和へ;分水嶺;日中戦争から「大東亜戦争」へ)
第4章 戦後文学の展開のなかで(思想文化史をめぐる問題;文芸の新たな出発;ポスト・ヒューマニズムへ)
「文学史」から「文芸史」へ。小説だけにとどまらず、詩歌、戯曲、評論・随筆まで扱い、各時代の代表作と目されてきたものを中心に、近現代日本が歩んできた思想・文化全般における文芸の位置と役割を明らかにする。
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小説だけにとどまらず、詩歌、戯曲、評論・随筆まで扱い、各時代の代表作と目されてきたものを中心に、近現代日本が歩んできた思想文化全般における文芸の位置と役割を明らかにする。