私の東京地図

筑摩書房
小林信彦　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2013年01月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784480815187

内容情報

[BOOKデータベースより]

なじみの映画館やレストラン、洋服屋はかなり姿を消した。戦争、東京オリンピック、バブル、再開発―。昭和７年生まれの著者が、記憶の中の風景を思い浮かべながら町を歩く、東京の今と昔が交錯するエッセイ集。

東京駅から始まる
粋筋の香りを残す―赤坂
道からの変貌―青山
静かな住宅街から盛り場へ―表参道
雑然とした日本の象徴―渋谷
映画館の町―新宿
都内最大の米軍基地だった―六本木
旧山の手人が集う―恵比寿・目黒
東京らしい風景が残っている―日比谷・有楽町
橋だけが残った―日本橋
変わらない町並みと不確かな記憶―銀座
古本と映画の町―神田
生れた町のこと―両国
いまは下町の代表地区―人形町
川の向こうとこっち側の違い―深川
暗いイメージの土地に―本所
南の果て―品川
東京はまだ“普請中”

[日販商品データベースより]

いつもどこかを開発している東京では、昔の姿は映像や写真の中にしかない。昭和７年生まれの著者が、記憶の中の風景を思い浮かべながら町を歩く。東京の今と昔が交錯するエッセイ集。