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[BOOKデータベースより]
『論語』のおもしろさがわからないという人は、その解釈の魅力を知らないからである。孔子・孟子の古典から知的営為を積み重ねてきた儒学。その中から宋代に新しい学問として現れ、儒教的な「宇宙認識」を哲学化した朱子学。そしてそれを継承しつつ克服しようとした陽明学。これらの世界観はいかなるものだったのか。東アジアの思想空間を今も規定するその自己・社会・宇宙のとらえ方を、心・性・理・気・鬼神などのタームを通して平易に解説。その魅惑に満ちた世界へと読者を誘う。
第1章 儒教の「宇宙快感」と「宇宙認識」
[日販商品データベースより]第2章 まず儒教を理解する
第3章 朱子学の玄関口
第4章 朱子学の核心―「理」とは何か
第5章 陽明学の核心―「ひとつになること」
第6章 「空虚」をめぐる思索
第7章 鬼神と社会
第8章 気と生命
朱子学と陽明学の世界観はいかなるものだったのか。東アジアの思想空間を今も規定するその自己・社会・宇宙のとらえ方を、心・性・理・気・鬼神などのタームを通して解説。その魅惑に満ちた世界へと読者を誘う。