〈災害社会〉・東国農民と親鸞浄土教

夢から解読する〈歴史に埋め込まれた親鸞〉と思想史的意義

農林統計出版
亀山純生　

• 価格: 4,400円（本体4,000円＋税）
• 発行年月: 2012年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784897322643

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　“災害社会”の中世と夢見る中世人―“歴史に埋め込まれた親鸞”への基礎視角と“鎌倉新仏教”再考
第２章　夢から解読する親鸞の生・信仰と“災害社会”―“非僧非俗の愚禿親鸞”の再考
第３章　『教行信証』と親鸞浄土教の思想構造―歎異抄主義と“親鸞＝悪人正機説”の再考
第４章　“災害社会”の東国農民と親鸞門弟の“異解”―“歴史に埋め込まれた親鸞浄土教”の矛盾
第５章　善鸞事件の意味と親鸞“正統”東国教団―民衆思想からの、“背教者・善鸞”像の再考
第６章　親鸞浄土教の独自性と思想史的意義―“親鸞＝法然浄土教の完成”図式の再考
終わりにかえて―“歴史に埋め込まれた親鸞浄土教”の歴史社会的意義