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アールズ出版 伏木暢顕
醤は、熱を加えなければ「しゅうゆ」、熱を加えると「みそ」のようなものです。醤麹(ひしおこうじ)としょうゆ、水、昆布を混ぜて発酵させて作ります。醤麹を作る麹菌は100以上の酵素を含んでいるので、そのまま食べることで酵素をたっぷりとり入れることができます。材料さえ揃えば、作るのはとっても簡単。今日から「醤のある食卓」をはじめませんか。
第1章 醤の食べ方・使い方(プラスαで、ごはんのお供;醤のちょい足し! ほか)第2章 醤料理帖(調味料として;漬け床ごと食べる ほか)第3章 醤甘酒ペースト(調味料として使う;漬け床ごと食べる)第4章 醤の学校(発酵マンガ『醤』と『発酵』;「醤」今昔物語 ほか)
醤は、醤麹(または大豆麹と麦麹)としょうゆ、水、昆布を混ぜて発酵させた調味料です。醤麹は、蒸した大豆と炒った麦を混ぜ合わせ、麹菌を振りかけて繁殖させたもの。麹菌は発酵の過程でプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)やアミラーゼ(でんぷん分解酵素)などの酵素を作り出しますが、醤麹に含まれる大豆のタンパク質がアミノ酸に、麦と大豆のでんぷんはブドウ糖に分解されている醤には、うまみと甘みがたっぷりなのです。しかも、グルタミン酸の量が世界でもトップクラスといわれるしょうゆに、大豆と昆布が加わるため、グルタミン酸の量は半端ではありません! 人工的なアミノ酸が豊富なうまみ(化学)調味料と違い、自然なおいしさが味わえます。つまり、醤=天然のうまみ調味料なのです。醤麹を作る麹菌は、100以上の酵素を含んでいます。加熱せずに生のまま食べれば、体の中に酵素をたっぷりとり入れることができます。ということは、体内の潜在酵素を節約することも可能です。醤に使う醤麹はたんぱく質豊富な大豆に麹菌を繁殖させているため、飲む点滴ともいわれる米麹から作られる甘酒よりも、醤に含まれるアミノ酸の量がはるかに多い! また、醤を熟成させるときに起こるメイラード反応(タンパク質やアミノ酸による化学反応)によって生まれる成分・メラノイジンには抗酸化作用もあります。さらには、美白効果のあるコウジ酸、「代謝ビタミン」といわれるビタミンB群も豊富(なんと吸収率は90%以上!)。毎日、醤をティースプーン1杯なめるだけでも、体の中からきれいになれるというわけです。醤の使い方や食べ方、料理例は、p.24〜で詳しく紹介していますが、一言で簡単に説明するなら、「しょうゆと同様に」と言い換えることができます。いつもしょうゆを使うところを醤に変えてみる。まずは、そこから始めてみましょう。醤のいいところは、何といってもグルタミン酸の量がしょうゆよりも多いこと! しょうゆよりも塩分が少ないので、気になる方にはおすすめです。さらに、とろみがあるのでディップのようにも使え、みそよりもゆるいので調味料としても使い勝手がいいのが特長。しょっぱさが気になる場合は、甘酒をプラスすると味のバランスがよくなります。 醤を作ったら、まず試してほしいのが漬け床として使う方法。大豆と大麦に麹菌を繁殖させて作る醤は、分解力も強力だからです。何度もいいますがグルタミン酸の量がとてつもなく多いので、どんな食品を漬けてもおいしい。たとえば、甘酒には甘みはあるけれどうまみはないので、イノシン酸を多く含むまぐろや牛肉を漬けるとその味に負けてしまうのです(昆布などを加えておいしくする方法はありますが)。でも、醤は圧倒的なグルタミン酸量なので、どんなイノシン酸にも勝つ! だから、漬けておいしくない食品がないのです。しかも、塩よりも浸透圧が高いしょうゆを原料に使っているので、塩麹や甘酒よりも漬かりが速い。これは、いろいろな食品を何度も漬
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1位
又吉直樹
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[BOOKデータベースより]
醤は、熱を加えなければ「しゅうゆ」、熱を加えると「みそ」のようなものです。醤麹(ひしおこうじ)としょうゆ、水、昆布を混ぜて発酵させて作ります。醤麹を作る麹菌は100以上の酵素を含んでいるので、そのまま食べることで酵素をたっぷりとり入れることができます。材料さえ揃えば、作るのはとっても簡単。今日から「醤のある食卓」をはじめませんか。
第1章 醤の食べ方・使い方(プラスαで、ごはんのお供;醤のちょい足し! ほか)
[日販商品データベースより]第2章 醤料理帖(調味料として;漬け床ごと食べる ほか)
第3章 醤甘酒ペースト(調味料として使う;漬け床ごと食べる)
第4章 醤の学校(発酵マンガ『醤』と『発酵』;「醤」今昔物語 ほか)
醤は、醤麹(または大豆麹と麦麹)としょうゆ、水、昆布を混ぜて発酵させた調味料です。醤麹は、蒸した大豆と炒った麦を混ぜ合わせ、麹菌を振りかけて繁殖させたもの。麹菌は発酵の過程でプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)やアミラーゼ(でんぷん分解酵素)などの酵素を作り出しますが、醤麹に含まれる大豆のタンパク質がアミノ酸に、麦と大豆のでんぷんはブドウ糖に分解されている醤には、うまみと甘みがたっぷりなのです。
しかも、グルタミン酸の量が世界でもトップクラスといわれるしょうゆに、大豆と昆布が加わるため、グルタミン酸の量は半端ではありません! 人工的なアミノ酸が豊富なうまみ(化学)調味料と違い、自然なおいしさが味わえます。つまり、醤=天然のうまみ調味料なのです。
醤麹を作る麹菌は、100以上の酵素を含んでいます。加熱せずに生のまま食べれば、体の中に酵素をたっぷりとり入れることができます。ということは、体内の潜在酵素を節約することも可能です。
醤に使う醤麹はたんぱく質豊富な大豆に麹菌を繁殖させているため、飲む点滴ともいわれる米麹から作られる甘酒よりも、醤に含まれるアミノ酸の量がはるかに多い! また、醤を熟成させるときに起こるメイラード反応(タンパク質やアミノ酸による化学反応)によって生まれる成分・メラノイジンには抗酸化作用もあります。さらには、美白効果のあるコウジ酸、「代謝ビタミン」といわれるビタミンB群も豊富(なんと吸収率は90%以上!)。
毎日、醤をティースプーン1杯なめるだけでも、体の中からきれいになれるというわけです。
醤の使い方や食べ方、料理例は、p.24〜で詳しく紹介していますが、一言で簡単に説明するなら、「しょうゆと同様に」と言い換えることができます。いつもしょうゆを使うところを醤に変えてみる。まずは、そこから始めてみましょう。
醤のいいところは、何といってもグルタミン酸の量がしょうゆよりも多いこと! しょうゆよりも塩分が少ないので、気になる方にはおすすめです。さらに、とろみがあるのでディップのようにも使え、みそよりもゆるいので調味料としても使い勝手がいいのが特長。しょっぱさが気になる場合は、甘酒をプラスすると味のバランスがよくなります。
醤を作ったら、まず試してほしいのが漬け床として使う方法。大豆と大麦に麹菌を繁殖させて作る醤は、分解力も強力だからです。何度もいいますがグルタミン酸の量がとてつもなく多いので、どんな食品を漬けてもおいしい。たとえば、甘酒には甘みはあるけれどうまみはないので、イノシン酸を多く含むまぐろや牛肉を漬けるとその味に負けてしまうのです(昆布などを加えておいしくする方法はありますが)。でも、醤は圧倒的なグルタミン酸量なので、どんなイノシン酸にも勝つ! だから、漬けておいしくない食品がないのです。しかも、塩よりも浸透圧が高いしょうゆを原料に使っているので、塩麹や甘酒よりも漬かりが速い。これは、いろいろな食品を何度も漬