加藤拓川

伊藤博文を激怒させた硬骨の外交官

高文研
成沢栄寿　

• 価格: 3,300円（本体3,000円＋税）
• 発行年月: 2012年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784874984956

内容情報

[BOOKデータベースより]

帝国主義を「盗賊主義」と批判し、晩年には「軍備撤廃論」「反軍国主義」を主唱した外交官がいた！思想家中江兆民に学び、「坂の上の雲」の主人公秋山好古や「平民宰相」原敬の親友・叔父として正岡子規のめんどうをみた拓川・加藤恒忠の本格評伝。

１　拓川加藤恒忠の生い立ち
２　中江兆民の仏学塾に学ぶ
３　外交官人生―帝国主義の狭間で
４　日清・日露戦争期の拓川とその知友
５　保護国韓国を巡って―「盗賊主義」に我慢ならず
６　新聞記者・代議士・貴族院議員時代
７　シベリア派遣全権大使として
８　松山市長の九カ月

[日販商品データベースより]

帝国主義を「盗賊主義」と批判し、晩年には「軍備撤廃論」「反軍国主義」を主唱した外交官がいた…。もうひとつの『坂の上の雲』、その後の『坂の上の雲』を語る上で欠かせない人物、加藤拓川の本格評伝。