明日なき今日

眩く視界のなかで

毎日新聞出版
辺見庸　

• 価格: 1,430円（本体1,300円＋税）
• 発行年月: 2012年09月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784620318011

内容情報

[BOOKデータベースより]

エンプティ！恐怖の因は「乱」である以上に「虚」である。いま、なにが怖いのか。なにが怪しいのか…。未来性のすべてを喪い、底知れぬ空無のみが漂う現在という時。今日の真景をめぐる著者最新の創作と語り、幻視と夢。

３０７２日の幻視
ダーク＆エンプティ
瓦礫の原のランボー―『ランボー全集個人新訳』（鈴村和成訳）に寄せて
いま、なぜ「滅亡」なのか
沖縄論―歴史と身体の深みから
「金網移民」の痛みと哀しみ―復帰四十周年の身体感覚
傷を受けて、ものを書く
短詩に命を賭けること―『棺一基大道寺将司全句集』の衝撃
いま再び声の時代―あとがきに代えて

[日販商品データベースより]

エンプティ。恐怖の因は「乱」である以上に「虚」である。今、何が怖いのか。何が怪しいのか…。未来性のすべてを喪い、底知れぬ空無のみが漂う現在という時。今日の真景をめぐる、著者最新の創作と語り、幻視と夢。