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- 大江戸快人怪人録
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人物でたどる痛快江戸時代史
小学館101新書 143
- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2012年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784098251438
[BOOKデータベースより]
江戸初期、己の頭脳と権勢欲のすべてを傾け、徳川政権二六〇年のマスタープランを構築した「黒衣の宰相」以心崇伝。一〇〇年後の元禄、豪商・石川屋の妻女おかちは、質素倹約を命じる五代将軍綱吉の行列を、贅美の限りを尽くして見物と洒落込む。さらに一〇〇年後の幕末には、江戸市中のありとあらゆる噂話をかき集め、ひとネタ九六文で売りさばき続けた男、藤岡屋由蔵の姿があった。教科書には登場しない、ひと癖もふた癖もある快人・怪人たちの生き様でたどる、もうひとつの江戸時代史。
第1章 「武」から「文」の時代へ
第2章 「元禄」に咲いた大輪のあだ花
第3章 享保の改革は不安の時代の始まり
第4章 江戸の文化は爛熟へ
第5章 鎖国の幕間から異国の風が
第6章 明治維新を超えた江戸の職人魂
戦国の遺風が残る江戸初期から庶民文化が花開いた江戸中期、動乱の幕末まで、快人・怪人たちの痛快なる人生を追って、江戸時代の裏面史をたどる。江戸文化歴史検定の受検にも役立つ「江戸検新書」シリーズ第4弾。