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[BOOKデータベースより]
ナチスによる空前の支配体制下で、人間と食をめぐる関係には何が生じたのか?システムキッチン、家事労働から食材、エネルギーにいたるまで、台所という“戦場”の超克を試みた、来たるべき時代への“希望の原理”。新たに発見された事実や貴重なレシピなど、未刊行資料も多数収録。
序章 台所の環境思想史
[日販商品データベースより]第1章 台所空間の「工場」化―建築課題としての台所
第2章 調理道具のテクノロジー化―市場としての台所
第3章 家政学の挑戦
第4章 レシピの思想史
第5章 台所のナチ化―テイラー主義の果てに
終章 来たるべき台所のために
「食べること」の救出に向けて―あとがきにかえて
ナチス支配体制下で、人間と食をめぐる関係には何が生じたのか。台所という「戦場」の超克を試みた、来たるべき時代への「希望の原理」。新たに発見された事実や貴重なレシピなど、未刊行資料も多数収録。〈受賞情報〉河合隼雄学芸賞(第1回)