現代の社会学

グローバル化のなかで

ミネルヴァ書房
丸山哲央　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2012年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784623062195

内容情報

[BOOKデータベースより]

１９世紀の西欧に起源をもつ社会学は、現代のグローバル化にともなう「新しい時代」に直面している。扱うテーマも、社会構造や社会システムといった「社会的なもの」から「文化的なもの」へと広がりを見せている。本書は、このような現代における変化をふまえ、新たな問題提起とともに、社会学をめぐる諸概念、キーテーマを解説するテキスト。マイク・フェザーストーン博士による特別講義収録。

社会学とは何か
第１部　社会学の基本的分析単位―行為から構造へ（行為とパーソナリティ形成；行為・相互行為・社会関係；地位−役割；集団・組織；全体社会とグローバル・システム）
第２部　社会関係の生成と変容―社会的なもの（ｔｈｅ　ｓｏｃｉａｌ）の形成（コミュニケーション；社会化と逸脱；権力と支配；社会的コンフリクト；行為者とネットワーク）
第３部　象徴的世界の展開―文化的なもの（ｔｈｅ　ｃｕｌｔｕｒａｌ）の形成（記号とメディア；科学・技術；芸術；価値と規範；宗教）
第４部　グローバル化の諸次元と社会学（グローバル・メディアと大衆文化製品；グローバル経済と格差；グローバル・レベルの人権と社会的公正；グローバル化とリスク社会；グローバル化とナショナリズム；グローバル化とマイノリティ問題）