- 愛と革命・有島武郎の可能性
-
〈叛逆者〉とヒューマニズム
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2011年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784842107417
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 東野圭吾公式ガイド 作家生活40周年ver.
-
価格:792円(本体720円+税)
【2025年10月発売】
- 小泉八雲と「怪談」の世界がわかる本
-
価格:902円(本体820円+税)
【2025年08月発売】
- 没後70年 坂口安吾 あちらこちら命がけ
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2025年10月発売】
- 知れば知るほど泣ける三島由紀夫
-
価格:990円(本体900円+税)
【2025年05月発売】
- いま、吉本隆明を問う
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2025年08月発売】




























[BOOKデータベースより]
二十一世紀の今、新たな変革を構想するとき、「愛」の現れとして革命と芸術をとらえた、有島武郎の思索の巨大な可能性に目を向けなくてはならない。―有島を、近代文明を批判した「叛逆者」として再評価する、著者・栗田廣美の遺稿集。子ども論、マルクス主義論、岡倉天心・アジア論、ヒューマニズムの再検討にまで突き進んだ、著者の足跡を示す。
序にかえて 有島武郎―文明論の中の「子ども・家・革命」
[日販商品データベースより]1 有島武郎―日本の国境を越えて(欧米でも報道されていた「心中事件」―有島武郎研究・調査の旅から;有島武郎―日本の国境を越えて;ティルダ・ヘックについて―有島武郎の愛した、スイスの女性;有島武郎とティルダ・ヘック―「ティルダ宛書簡」考察のために)
2 有島武郎における国家と革命(帰国直後の有島武郎(問題をどう見るか)―『新帰朝者・有島武郎』論のための覚書;有島武郎『宣言一つ』への道・ノート(ロシア革命との関連を軸に)―一九一七年から一九一九年前半までを中心として;「宣言一つ」の可能性―考える「場」についての、序説;“叛逆者”への転換―アメリカ・ヨーロッパと有島武郎)
3 ヒューマニズム理念の危機と可能性(「ヒューマニズム」は自明な価値か―白梅学園「建学の理念」をめぐる論議への問題提起を兼ねて;「統治される側」の論理(国家と安全保障の問題を軸に)―現代ヒューマニズムと「未来論」をめぐる、第一の試論;ヒューマニズム理念の危機と可能性―有島武郎精神史の中核的問題に関連しつつ)
4 問題意識のスケッチ―有島・マルクス・天心・アジア(有島武郎研究の課題―問題意識のスケッチ;頬被りするマルクス―『ドイツ・イデオロギー』と「唯物論」の問題;有島武郎と岡倉天心・第一の序説―有島武郎に於ける「アジアの欠落」を考えるための仮説提示;天心から有島へ―「アジア」と「中世」)
有島武郎を、近代文明を批判した叛逆者として再評価する、著者・栗田廣美の遺稿集。子ども論、マルクス主義論、岡倉天心・アジア論、ヒューマニズムの再検討にまで突き進んだ、著者の足跡を示す。