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- 江戸三〇〇年「普通の武士」はこう生きた
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図解版
ワニ文庫 Pー210
- 価格
- 776円(本体705円+税)
- 発行年月
- 2011年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784584393109
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[BOOKデータベースより]
武士は格好のよい日本人の代名詞とされる。しかしながら―武士は立派だったとか、武士道は多くの武士によって実践されていたなどと、誤って語ることなかれ。現実の武士は、働きもしないのに威張り散らし、賄賂や役得などで利益を得ることに罪悪感を持たず、暇でやることがないわりには勉強もしない、「いざ鎌倉」の際には戦いに行くのに、その心がけも準備もしていないのが実態だった。本書は、時代小説や大河ドラマではめったにお目にかかれない、何の変哲もない平凡な武士の世界を紹介するものである。
サムライは美しい
「普通の武士」、その偽らざる姿
時代によって武士も大変身
武士の教育水準は低かった
藩と大名をめぐる常識を疑う
武士道どころでなかった下級武士の悲惨
出世すると苦しくなる武士の懐具合
諸々の行事を大事にする武士の生活
サムライ・ファッションの美しさ
日本刀はなぜ神聖なのか
武士の立ち居振る舞いを見習うには
新渡戸「武士道」の外国人向け安直さ
サムライとは禅の心を体現した武人