谷川俊太郎論

岩波書店
田原　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2010年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784000237901

内容情報

[BOOKデータベースより]

谷川詩の本質を浮彫りにし、なぜ愛読されるのかを明らかに―日中両国詩壇で活躍する気鋭の詩人による本格的文学評論。

第１章　変化の哲学―谷川俊太郎概論
第２章　詩歌の翻訳論的考察―谷川詩の検証を通して
第３章　物の声―『定義』論
第４章　谷川詩の多様性―二つの言葉が表現した「木」
第５章　神は死んだが、言葉は生きている―『ｍｉｎｉｍａｌ』論
第６章　中国における谷川詩の受容

[日販商品データベースより]

国民詩人とも称すべき谷川俊太郎の魅力はどこにあるのか。谷川詩の全作品を鳥瞰し、作品を国際的に、特に中国現代詩と比較することを通して、詩人の全体像を新しい相貌の下に描き出す力作評論。