[BOOKデータベースより]
第20回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を最年少で受賞した大型新人の鮮烈なデビュー作。
[日販商品データベースより]闇夜の川で「よからぬもの」を運ぶ舟頭。雨あがりを家路につく会社員。波止場にたちつくし船を待つ女…。定まらずに揺れつづける生のかたちを、揺らぎのままに描きだす鮮烈なデビュー作。〈受賞情報〉Bunkamuraドゥマゴ文学賞(第20回)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 言葉が水のように流れていく。なんてことをやって小説になるわけがない。と普通は思うのだけれども、恐ろしいことになっていて、複数の世の中のレベルで層をなして、むこうからみればこっちがあの世、こっちからみれば向こうがあの世、向こうと向こうも互いにあの世、その隙間を言葉が、その都度の意味を生みつつ、どこまでもどこまでも流れていく。言葉についての感じ方が普通でないからそんなことになる。そんなことができてしまう。おそろしいことだ。戦慄する。戦慄した。ゴイス。




























言葉が水のように流れていく。なんてことをやって小説になるわけがない。と普通は思うのだけれども、恐ろしいことになっていて、複数の世の中のレベルで層をなして、むこうからみればこっちがあの世、こっちからみれば向こうがあの世、向こうと向こうも互いにあの世、その隙間を言葉が、その都度の意味を生みつつ、どこまでもどこまでも流れていく。言葉についての感じ方が普通でないからそんなことになる。そんなことができてしまう。おそろしいことだ。戦慄する。戦慄した。ゴイス。
町田康/作家
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/11/14
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】