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[BOOKデータベースより]
CTUの尽力によりハッサン大統領暗殺は阻止できたものの、カミスタン国内では反政府派の弾圧が続き、世界各国から非難が集中。和平協定締結を目指すテイラー大統領は対応に苦慮する。だが、疑心暗鬼に陥ったハッサンは、諫めようとした側近をも拘束するのだった。一方、ウラジミールのアジトに乗り込んだジャックは、ルネを潜入捜査から抜けさせようとするも、本人は納得しない。何かに取り憑かれたかのようなその姿に、ジャックは不安を募らせる。やがてウラジミールは核燃料棒の所有者バザエフに辿り着くが、彼は取引に応じようとせず、苛立ったウラジミールはルネに暴力を振るう。するとルネは激情に駆られ、彼にナイフを突き立てる…。