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- おじいちゃんのもうふ
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Le schmat doudou.
光村教育図書
ミュリエル・ブロック ジョエル・ジョリヴェ ふしみみさを- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2010年08月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784895728119
[BOOKデータベースより]
ジョセフがうまれたとき、おじいちゃんはてづくりのそれはすてきなもうふをくれました。それからおじいちゃんのもうふは、いつでもジョセフといっしょでした。ぬいぐるみよりもなによりも、ジョセフはもうふがすきで、どこにいくにももっていきました。ところが、あるばん…。
[日販商品データベースより]ジョセフが生まれた時、おじいちゃんが手づくりのもうふをくれた。ジョセフはおじいちゃんがくれたもうふが大大大好き。いつでもどこでも一緒だった。ところがある日、お母さんが捨ててしまい…。
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小学校の読み聞かせで使いました。
ユダヤに伝わる昔話らしく、内容が同じ「おじいちゃんならできる」や
「ヨセフのだいじなコート」という本も出ています。
絵は「おじいちゃんならできる」の方が柔らかく、
家庭での読み聞かせにはそっちの方が向いていると思いましたが、
大人数への読み聞かせには「おじいちゃんのもうふ」の方が
文章やシーンの組み立てや、絵がくっきりしている点で向いている
と思って、こっちを使いました。
(私は「おじいちゃんのもうふ」を読んだ後に
「日本の桃太郎みたいにユダヤでずっと愛されているお話なので、
いろんな本があるんだよ。」と言って、
「おじいちゃんならできる」の紹介もしました。)
内容はあかちゃんの時におじいちゃんに贈られた毛布を
大好きなのでずっと持ち歩いていたジョセフだったのですが、
とうとうぼろぼろになったのでお母さんに捨てられてしまい、
でも「だい、だい、大好き」なので、ごみ箱からそっと拾って
仕立て屋のおじいちゃんにお願いして上着にしてもらい、
それが小さくなったらネクタイ、汚れたらハンカチ、
それにも穴があいたら小さな布ボタンに仕立ててもらって
大事にするというお話。
最後はその布ボタンもなくなってしまうけど、
ジョセフによって、このお話が出来ました。
大人から見たらぼろぼろの汚いものでも、
子供にはすごく愛着があるものってありますよね。
そんな気持ちが凄く表れているお話だと思います。
(なずははさん 30代・京都府 女の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】