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[BOOKデータベースより]
親鸞を熱愛…「宗教は信心と脅しがワンセット」、墓地分譲でも大儲け…「ぼちぼち売れるから墓地や」、産廃法違反で2度の逮捕…「共産党にやられた!」、砂利でまた大儲け…「河原のダイヤを掘りまくれ」、ハム工場で大借金…「食肉の帝王に負けた!」。田畑稔と中上健次、「路地の暴れん坊」の屈せざる物語。
第1章 中上健次のアニキ分―自由と悦楽の熊野で
[日販商品データベースより]第2章 ビートたけしが親類に―高知の被差別部落を歩く
第3章 被差別部落の起源―いつ、いかにできたか
第4章 聖と賎、浄と穢のせめぎ合い―熊野に刺さる三本のトゲ
第5章 部落の暮らしと知恵―喜びも哀しみも
第6章 生業のかずかず―生き抜いてやる
第7章 解放運動の消長―路地は消えたか
第8章 よみがえる商魂―七回転んで
第9章 抱きしめる部落―悪戦苦闘で日が暮れて
中上健次氏と義理のいとこで2歳年上。共に中上のいう「路地」、被差別部落で育った田畑稔氏。「部落はすばらしいとこなんや」という田畑氏の色々な遍歴をたどり、その聞き書きを通して、部落民の生活実態に迫る。