京都の寺社と室町幕府

吉川弘文館
細川武稔　

• 価格: 12,100円（本体11,000円＋税）
• 発行年月: 2010年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784642028875

内容情報

[BOOKデータベースより]

中世後期、仏教と寺社はどのように存在したのか。京都を対象に、等持寺・清水寺などと室町幕府との関係を分析。また、幕府のための祈祷や将軍御所への参賀を考察し、仏教・寺社と幕府の関わり方の全貌を明らかにする。

仏教・寺社と室町幕府の関係をめぐって
第１部　中世京都の寺社空間（足利氏の邸宅と菩提寺―等持寺・相国寺を中心に；清水寺・清水坂と室町幕府；東岩蔵寺と室町幕府―尊氏像を安置した寺院の実態；北野社と歓喜天信仰―千本歓喜寺をめぐって）
第２部　室町幕府と祈祷（足利将軍家護持僧と祈祷；禅宗の祈祷と室町幕府―三つの祈祷システム；足利将軍家祈願寺の諸相）
室町幕府年中行事書に見える寺社の参賀

[日販商品データベースより]

中世後期、仏教・寺社は室町幕府とどう関係を結んだのか。京都を対象に、等持寺・清水寺などとの関係や、幕府のための祈祷、将軍御所への参賀を考察する。仏教・寺社と幕府の関わり方の全貌を明らかにする。