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価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2019年09月発売】
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【2019年09月発売】
[BOOKデータベースより]
本書は中世の精神疾病とその治療の実際を精神医学的に分析紹介しつつ、著者の視野は広く人間活動の諸分野に及ぶ。狭義の「自然的狂気」にとどまらない、サタンと神の間に出現した狂気、悪魔憑き、無信仰と異端や神秘的体験など“聖なる狂気”に連なる「超自然的狂気」の様々な局面を、幾多の詩篇写本の図像表現や大聖堂建築の彫刻群、俗語文学など具体的な資料を用いて展開した西洋中世史研究の貴重な書。
第1部 狂気の宇宙(悪魔の犠牲者と悪魔の味方(一)狂気の悪魔化;悪魔の犠牲者と悪魔の味方(二)狂気の道徳化;天から遣わされた人々;医学的省察の発展;文学的及び図像的な紋切型表現の成功)
[日販商品データベースより]第2部 狂気に対する封建社会の態度(狂人に対する寛容と統合(一)癒し聖人頼み(十一〜十三世紀);狂人に対する寛容と統合(二)「自然的」手段(十二〜十三世紀);狂人の周縁化と排斥(十二〜十三世紀);狂気の取り込み)
悪魔憑き、癒しの聖者、愚者の祭、雇われ狂人…。精神医学と社会・文化史の観点から、西洋中世の狂気の諸相を捉えた見事な成果。精神医学の領域のみにとどまらず、中世の包括的理解への興味深い道筋を示す貴重な書。