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[BOOKデータベースより]
内閣誕生のわずか5年前、2.26事件勃発時には、満州の憲兵隊司令官にすぎなかった男が、なぜ戦時の絶大な権力を手に入れるに至ったのか。共産主義の脅威、内乱勃発の危機、皇室の思惑、そして莫大な阿片の黒い金―。戦時宰相「東条英機」を生み出した背景と要因、その人間像を通して、日本敗戦へ至る道と昭和史の闇を暴く。
第1章 浮上してきた東条
[日販商品データベースより]第2章 二・二六事件
第3章 日華事変への道
第4章 阿片の闇
第5章 戦場の東条
第6章 行き詰まる大日本帝国
第7章 風雲急を告げる荒波
第8章 開戦前夜
第9章 戦時下の東条
第10章 終焉に向かって
第11章 終戦
第12章 東京裁判
満州陸軍の憲兵隊司令官にすぎなかった東条英機はなぜ、時の絶大な権力を統べるまでに至ったのか。共産主義の脅威、皇室の思惑、莫大な阿片の黒い金など、権力の構図と昭和史の闇に迫る渾身のドキュメント。