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[BOOKデータベースより]
ドキュメンタリーは現実を撮る。たとえ、その現実がいかにフィクショナルなものを内包していようと、メディアのリアリティと現実のリアルの関係が逆転していようと、現実を撮る。しかも、その現実を、単に映画として再現するだけではなく、何らかの形で批判したり批評しようとする。つまり、何らかの悪意をもって、現実を撮るのである。“自明の事柄”にまとわりつく意味の文脈や常識という“砦”を解体しようとした故佐藤真監督の映像表現論。
序章 ドキュメンタリーは映像表現による現実批判である
[日販商品データベースより]第1章 暮らしながら撮る
第2章 言葉と別の意味を生む映像
第3章 他者の眼差しと撮られる側の戸惑い
第4章 私的小宇宙の広がり
第5章 観察者―言葉からの解放
第6章 挑発者―暴力装置としてのキャメラ
第7章 時代の無意識―メディアの読みかえ
第8章 イメージの収奪―“見る”ことの権力構造
フラハティ、ワイズマン、クレイマー、亀井文夫、大島渚ら16人の映画作家の仕事を、「阿賀に生きる」の監督が実作者の視点から検証。「新しい世界の見方」を示すドキュメンタリーの魅力と可能性を探る。