鴨長明とその周辺

研究叢書　３８２

和泉書院
今村みゑ子　

• 価格: 19,800円（本体18,000円＋税）
• 発行年月: 2008年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784757604933

内容情報

[BOOKデータベースより]

歌人であり、歌論・随筆・説話のシャンルで著作を残し、また音楽家でもあった長明であるから、作品論・思想論・長明伝等、多岐にわたる研究が蓄積され続けている。しかしながら、研究の現在においてなお、不分明な部分や看過されてきた部分は多い。また、多岐にわたるが故に、個々の研究においては、必ずしも根底に長明という視点を必要としない研究も多い。本書は根底に長明論を据え、不分明な部分や看過されてきた部分を含めて各論を成したものである。

第１部　鴨長明（長明とその作品；長明の数寄と仏道）
第２部　その周辺（藤原定家；周辺の人と文学）

[日販商品データベースより]

歌人であり、歌論・随筆・説話のジャンルで著作を残し、また音楽家でもあった鴨長明。多分野で活躍をした彼の思想・作品・事跡などの諸問題を新たな観点から検証する。さらに周辺の人と作品に関する論考も収載した。