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[BOOKデータベースより]
80年代がファッションによる私探しの時代ならば、90年代以降は化粧による「私遊び」の時代である。…日替わりでさまざまな「私」になり、いくつものキャラになりきることで、「私」を着替え、「私」で遊ぶことが求められている。化粧はそのための最適な手段なのである。モノで私を表現する時代から、モノのように「私」を遊ぶ時代へ。本書では「私遊び」としての化粧を通して、まさに着せ替え人形のように今を生きる「私」の姿を浮き彫りにする。
序章 ファッションの八〇年代から化粧の現代へ
[日販商品データベースより]第1章 少女の消滅―オリーブ少女からコギャルへ
第2章 物語の終焉―教養小説からキャラクター小説へ
第3章 個性神話の崩壊―コム・デ・ギャルソンからユニクロへ
第4章 フラット化する「私」―「毒」から「ヤングセクシーラブリー」へ
第5章 一億総オタク化社会―モノ語りの人々からコスメフリークへ
終章 私探しから「私遊び」へ
メイクで自己プロデュースする女性たち。私らしさや個性を追い求める時代から、ゲームのようにキャラになりきり「私」を遊ぶ時代へ。
なぜ今、化粧なのか。本書は、八○年代から現代にいたるまでの若者文化・価値観の変容をファッションと化粧から読み解く。少女、ファッション誌とモデル、ブランド、フレグランス、フリーク。五つの事例を通して、着ることで私を表現する「私探し」の時代から、化粧によって私を着替える「私遊び」の時代への推移を明らかにする。