会社でうつ休むと元気ハツラツな人

「仮面を脱げない」新しい「心の病」がある。

文藝春秋
海原純子　

• 価格: 1,100円（本体1,000円＋税）
• 発行年月: 2008年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784163707808

内容情報

[BOOKデータベースより]

親の見栄に応えてくれる子供。母とへその緒で繋がったような娘。面接では素晴らしかった青年が入社後、突然変貌した。うつ病のクスリも効かず、上司や同僚を攻撃し始める…。一体、彼になにが起こったのか。読めば読むほど怖くなるあなたを「心の病」の深みに誘うサイコストーリー。

第１章　仮面を脱げない病―若者に流行するうつもどき　ディスチミア症候群（すべてが「うつ病」ではない；ディスチミア―それは親にも責任のある病　ほか）
第２章　信念の壁がコミュニケーションを壊す―あなたは部下や子どもの話を聞いていない（コミュニケーションの壁；信念の壁をつくる親子関係の溝　ほか）
第３章　勝ち組という病―鎧を脱げない人生の勝者たち（勝ち組は自らの「鎧」によって「病」をおこす；勝ち組オンナの病　ほか）
第４章　ゴースト＝心を縛るコミュニケーションの壁―自らと向き合う時間が足りない（強者が身につける立場という鎧；日本人特有の「お客様は神様」という「病」　ほか）
最終章　仮面を脱ぐ苦痛―私の場合