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- 春の窓
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安房直子ファンタジスタ
講談社X文庫 あLー01
- 価格
- 693円(本体630円+税)
- 発行年月
- 2008年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062865784
[BOOKデータベースより]
ある寒い冬の日、売れない絵描きの部屋をたずねてきたふしぎな猫の魔法で、壁に描いた「窓」のなかでは、毎日暖かい春の風景がひろがる。そこに絵描きは思いがけないものを見つけ…(「春の窓」)。あなたを、知らぬ間に、身近な日常の空間から、はるかな空想の時間へと連れゆく、安房直子のメルヘン。「北風のわすれたハンカチ」「あるジャム屋の話」など、心がほぐれ、やすらぐ、十二作品を収録。
[日販商品データベースより]ある寒い冬の日、売れない絵描きの部屋をたずねてきたふしぎな猫の魔法で、壁に描いた「窓」のなかでは、毎日暖かい春の風景がひろがる。そこに絵描きは思いがけないものを見つけ……(「春の窓」)。あなたを、知らぬ間に、身近な日常の空間から、はるかな空想の時間へと連れゆく、安房直子のメルヘン。「北風のわすれたハンカチ」「あるジャム屋の話」など、心がほぐれ、やすらぐ、12作品を収録。
忘れていた貴女自身のこころがよみがえる! 今、ここで生きていることの意味を見失いそうになったとき、この本を手にとってみてください。別の世界に生きているあなたが、きっとどこかに見つかります。
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講談社X文庫ということで、今一番手軽に安房作品に触れることができる本ではないかと思いました。
12話の話が収録されています。私の好きな「だれにも見えないベランダ」も入っていました。
「あるジャム屋の話」では、鹿が出てきて「天の鹿」という作品との関連性を思いました。鹿の娘にジャム屋を手伝ってもらい楽しい時間を過ごすジャム屋。
鹿のままでは結婚はできないと言ってしまうのに、「鹿のまんまで、よかったんだよ」と後で後悔する姿が印象的でした。
「黄色いスカーフ」では、黄色のスカーフ一つでうきうきとした気分になるおばあさんがかわいらしく感じました。
「日暮れ海の物語」では、「人魚姫」の影響を感じました。
文庫ということでどちらかというと大人向けですが、珠玉の作品が集まっていますので、安房作品の入門編としても向く一冊だと思います。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】