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戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ
日経ビジネス人文庫 462
日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
野中郁次郎 戸部良一 鎌田伸一 寺本義也 杉之尾宜生 村井友秀- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2008年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784532194628
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
軍事的合理性を次第に一方が失っていき、一方が取り戻していく。泥沼の市街戦の果てに、露軍逆包囲による独軍の全滅…。映画「スターリングラード」の元ネタが、やっと理解できた。「第4次中東戦争」政治的レベルから技術レベルまで全てに渡って、仕掛け工夫を凝らしたエジプトの限定戦争戦略。しかし、立役者のサダトは、その後暗殺されてしまう…。「仁川上陸作戦」マッカーサーは、上陸作戦実行まで内部説得に相当苦労していたことが、意外。しかし、その成功のあとに歯止めがはずれた彼は、朝鮮半島逆制覇、中国軍参戦、核兵器使用進言、失脚と転げ落ちていくことになる…。
[BOOKデータベースより]
日本の組織が苦手とする、相手の強みを弱みに変える逆転の戦略。これを実現するには強力なリーダーシップが必要だ。著名な現代の戦史を戦略論、組織論のアプローチで分析し、何が勝利の条件かを明らかにする意欲作。
序章 なぜいま戦略なのか
第1章 戦略論の系譜
第2章 毛沢東の反「包囲討伐」戦―矛盾のマネジメント
第3章 バトル・オブ・ブリテン―守りの戦いを勝ち抜いたリーダーシップ
第4章 スターリングラードの戦い―敵の長所をいかに殺すか
第5章 朝鮮戦争―軍事合理性の追求と限界
第6章 第四次中東戦争―サダトの限定戦争戦略
第7章 ベトナム戦争―逆転をなしえなかった超大国
第8章 逆転を可能にした戦略
終章 戦略の本質とは何か―10の命題