街場の現代思想

文春文庫　う１９ー３

文藝春秋
内田樹　

• 価格: 770円（本体700円＋税）
• 発行年月: 2008年04月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784167717735

内容情報

[BOOKデータベースより]

「バカ組・利口組」に二極化した新しいタイプの階層社会が出現しつつある。そんな格差社会において真に必要な文化資本戦略とは何か？日本の危機を救う「負け犬」論から社内改革の要諦まで、目からウロコの知見を伝授。結婚・離婚・お金・転職の悩み…著者初の人生相談も必見。話題の名著がついに文庫化。

第１章　文化資本主義の時代（「越すに越されぬ、バカの壁」；文化資本とは何か；「一億総プチ文化資本家」戦略；文化資本の逆説）
第２章　勝った負けたと騒ぐじゃないよ（『負け犬の遠吠え』のクールなあり方；「負け犬」は二一世紀のランティエ；「女子大回帰」志向と勝ち犬シフト）
第３章　街場の常識（敬語について；お金について；給与について；ワーク・モチベーションについて；転職について；社内改革について；フリーターについて；結婚という終りなき不快について；他者としての配偶者について；離婚について；贈与について；大学について；学歴について；想像力と倫理について）