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[BOOKデータベースより]
あやしい猫の句に誘われ、越人のあとを追い、俳諧の深みにはまる。うちつどい興じるさんざめきのまにまに、尾張・伊良湖・更科・江戸深川…夢のような旅路の果てに芭蕉に捨てられた男の歯軋りが聞こえる―げに恐ろしい風雅の魔神の物語。
越人―北越からの流れ者
[日販商品データベースより]二人見し雪―『笈の小文』伊良湖への旅
道化を愛す―雪見にころぶもの
『更科紀行』への随行
深川の夜―江戸蕉門との交流
芭蕉の大垣帰還
『ひさご』―元禄三年の越人
『猿蓑』に潜む亀裂
「心に俗情あるもの」―越人伝説の生成
「離反」の真相―路通注進事件〔ほか〕
芭蕉に見出され、同行しようとしてよく歩きえず、芭蕉に捨てられた男、越智越人。越人の挫折と歯軋りは、我々の生きるせつなさでもある。俳諧の、ひいては芸術という風雅の魔人の恐ろしさの物語。