アメリカン・コミュニティ

国家と個人が交差する場所

新潮社
渡辺靖（文化人類学）　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2007年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784103060314

内容情報

[BOOKデータベースより]

原理主義、超高級住宅街、巨大教会など、九つのコミュニティの今日的状況を探りながら、アメリカ現代社会を読み解く。多様性を象徴し、内側から社会を支えるコミュニティこそが、アメリカ社会の核である。自らに足払いをかけながら、永遠に革命を続けるアメリカの力の秘密に迫る。

１　ブルダホフ（ニューヨーク州メープルリッジ）―しなやかな原理主義
２　ダドリー・ストリート（マサチューセッツ州サウス・ボストン）―コミュニティの再生力
３　ゲーテッド・コミュニティ（カリフォルニア州コト・デ・カザ）―資本・恐怖・セキュリティ
４　ミドルタウン（インディアナ州マンシー）―もっとも「典型的」なアメリカ
５　ビッグスカイ・カントリー（モンタナ州ビッグ・ティンバー）―連帯する農牧業
６　メガチャーチ（アリゾナ州サプライズ）―草の根の宗教右派
７　セレブレーション（フロリダ州オーランド）―ディズニーが創った町
８　アメリカン・サモア（南太平洋）―海に浮かぶ、小さな「アメリカ」
９　刑務所の町（テキサス州ハンツビル）―「アメリカにおける死の首都」
終章　アメリカン・コミュニティ―国家と個人が交差する場所

[日販商品データベースより]

多様性を象徴し、内側から社会を支えるコミュニティこそ、アメリカ社会の核だ。９つのコミュニティの今日的な状況を探りながら、アメリカ現代社会を読み解き、自らの内側で革命を続けるアメリカの強さの秘密に迫る。