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[BOOKデータベースより]
新しい信託法で金融取引はどう変わるのか!新しい信託法制の枠組みとそれが現実にどのような場面で適用されるかがよくわかる。具体的な取引の設計にあたって問題となる関連法規制にも言及。信託のしくみを利用した新しい金融取引の設計図を描く。
第1部 新しい信託法の基本構造と論点(信託の成立;信託財産の範囲と識別不能財産;受託者の破綻と信託財産の独立性;委託者の破綻と倒産隔離;信託財産の破綻リスクの分担;受託者の忠実義務;受託者の分別管理義務;受託者の情報提供義務;信託事務の委任と当事者の責任;受託者の権限違反行為と信託財産に対する強制執行;信託財産と相殺;信託財産の破産手続;受益者複数の信託;信託の変更・併合・分割と受益権取得請求権)
[日販商品データベースより]第2部 新しい信託取引の設計と課題(セキュリティ・トラストの設計と課題;決済のための信託の設計と課題;自己信託の利用方法―自己保有財産の流動化・サービサー回収金信託;目的信託の利用方法―日本版チャリタブル・トラスト;知的財産権ファイナンスの設計と課題;知的財産権管理信託の設計と課題;事業の証券化の設計と課題;信託型ライフ・プランの設計と課題;限定責任信託の利用方法)
第3部 信託取引をとりまく法規制(アレンジャー業務をとりまく法規制;アセット・マネージャー業務をとりまく法規制;プロパティ・マネージャー業務をとりまく法規制;サービサー業務をとりまく法規制;プロジェクト・ファイナンスにおける信託の利用可能性;不良債権ファンド・企業再生ファンドをとりまく法規制;信託業法の位置づけと金融商品取引法)
新しい信託法で、金融取引はどう変わるのか。弁護士である著者が、普段より直面している信託法に関する問題を30のテーマに絞り、実務に即し、具体例や図表を用いて解りやすく解説。