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- 崇高の哲学
-
情感豊かな理性の構築に向けて
《思想・多島海》シリーズ 9
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2007年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784588100093
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[BOOKデータベースより]
崇高なものへの感受性や、精神を揺るがす畏怖の体験を、哲学はどう探究してきたか。バークとカントの「崇高と美」概念を中心に、ハイデガー、ウィトゲンシュタインの「驚異と崇高」の考察、アドルノ、リオタール、ナンシー、スピヴァク、ラクー=ラバルト、イーグルトンらに至る崇高論の展開を検討するとともに、現代における崇高の意義・批判的機能と、その拡散・喪失およびイデオロギー化との緊張関係を考察する。驚異と崇高の概念を軸に、人間の全体的理解、「情感豊かな理性」の可能性を問う。
序論 崇高論の今日的意義
[日販商品データベースより]第1章 崇高の哲学と理性批判
第2章 批判哲学と崇高のイデオロギー
第3章 驚異と崇高―ウィトゲンシュタインとハイデガー
第4章 近代崇高論の地平
結論―情感豊かな理性の構築のために
崇高な美学の限界を超え、崇高な行為の哲学へ。バーク、カント以来の崇高概念、近代崇高論の地平を踏まえ、人間と自然、自己と他者、理性と感情など、現代の焦眉の課題に迫り、情感豊かな理性の構築を促す。