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- 未完のレーニン
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〈力〉の思想を読む
講談社選書メチエ 387
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2007年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062583879
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[BOOKデータベースより]
資本主義の「外部」とは?革命観のコペルニクス的転回とは?『国家と革命』、『何をなすべきか?』という二つのテクストから立ち現れる、「リアルなもの」の探求者の思考の軌跡。資本主義の純粋化が進む現在、レーニンという思想史上の事件を捉え直す。
第1部 躍動する“力”の思想をめぐって(いま、レーニンをどう読むか?;一元論的“力”の存在論)
[日販商品データベースより]第2部 『何をなすべきか?』をめぐって(“外部”の思想―レーニンとフロイト(1);革命の欲動、欲動の革命―レーニンとフロイト(2))
第3部 『国家と革命』をめぐって(“力”の経路―『国家と革命』の一元論的読解(1);“力”の生成―『国家と革命』の一元論的読解(2);“力”の運命―『国家と革命』の一元論的読解(3))
中沢新一氏推薦!
この輝くような若い日本の知性は、死せるレーニンを灰の中から立ち上がらせようと試みたのだった。ゾンビではない。失敗に帰した自らの企ての廃墟に佇みながら、ここに創造された21世紀のレーニンは、永遠に続く闘争への道を、ふたたび歩みだそうとしているかのように見える。素っ気ない手つきで差し出されたこの本が、世界へのまたとない贈り物であったことにみんなが気づくまで、そんなに時間はかかるまい。
資本主義の「外部」とは? 革命観のコペルニクス的転回とは? 『国家と革命』、『何をなすべきか?』という2つのテクストから立ち現れる、「リアルなもの」の探求者の思考の軌跡。資本主義の純粋化が進む現在、レーニンという思想史上の事件を捉え直す。