昭和天皇と田島道治と吉田茂

初代宮内庁長官の「日記」と「文書」から

人文書館
加藤恭子　

• 価格: 2,750円（本体2,500円＋税）
• 発行年月: 2006年04月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784903174044

内容情報

[BOOKデータベースより]

憲法施行六〇年。「戦後」の原点とは何であったか。占領期の「密室」明かす。祖国再建の過程、丹念に。戦後天皇制出発の記録。

「田島家資料」とは―「日記」と「文書」
吉田茂と田島道治―昭和二十三年
人事問題　寺崎英成の場合―昭和二十三‐二十四年
「秩父様事件」―昭和二十四年
人事問題　林敬三の場合―昭和二十四‐二十六、二十七年
ダレスのこと　「田島日記」にみるダレスと講和条約―昭和二十五、二十六年
「御巡幸ノコト」―昭和二十四‐二十六年
シーボルト外交局長との会談と「葉山事件」―昭和二十六年
退位問題―昭和二十六年
マッカーサーの解任―昭和二十六年
「おことば案」に到るまで―昭和二十六年
人事問題　田島自身の場合―昭和二十八年
「田島日記」における吉田茂と田島道治　“同志”として
大いなる縁　それぞれの交流