拝啓渥美清様

中公文庫　よ３７ー１

中央公論新社
読売新聞社　

• 価格: 713円（本体648円＋税）
• 発行年月: 2006年02月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784122046566

内容情報

[BOOKデータベースより]

悪ガキだった小学校時代、結核と闘いながら下積み生活を送った浅草時代、テレビ・映画で幅広く活躍した売れっ子時代、そして『男はつらいよ』シリーズ一作に絞り、「寅さん」を演じ続けた晩年…プライベートをほとんど明かさなかった渥美清の役者一徹人生を、ゆかりの人々の思い出話で浮き彫りにした、涙と笑いが一杯の人間秘話。

第１部　浅草時代（関敬六―「組長宴席」断わった兄弟分の勇気；西川ひろみ―日比谷公園で交わした再会の約束　ほか）
第２部　売れっ子時代（鈴木ヤスシ―チンピラの親分に似た鋭い目つき；久里千春―結婚するかと思い描いたことも　ほか）
第３部　母校から（田伏昭二―寄せ書きに「…されどいばるな」；原田操―「お父さんはばかじゃない」と電話　ほか）
第４部　交遊秘録（城悠輔―犬に吠えられた絵本セールスマン；大和田きみこ―オルゴールのように響いた言葉　ほか）
第５部　撮影の現場から（大西洋―三つの顔を持ったスーパーマン；露木幸次―「寅」の指輪をなくした時の機転　ほか）