社会保障と日本の前途

有斐閣
庭田範秋　

• 価格: 3,960円（本体3,600円＋税）
• 発行年月: 2005年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784641173033

内容情報

[BOOKデータベースより]

社会保障は、幅広い生活の場において、最も有益・有効な制度であり、高齢化の中で、その帰趨は日本の前途を決定づけるであろう。社会保障の将来像を追究し、現在深刻化しつつある諸矛盾・諸問題に対し、分析者と研究者の目を持って見極めてきた著者の、永年にわたる研究・実践活動の集大成である。

経済の歩みの中での年金理論
社会保障と国民各層の利害確執
保険・共済・社会保障を襲う経済激震
郵政・簡保の民営化と保障産業
環境破壊発生と各種（公・私）保障事業の対応
保険・年金における情報学の内容と機能
女性を自由・自立化させるための年金改正
リスク・マネジメントを望見した経営効率化と社会保障
年俸賃金制度と年金制度
介護保険制度導入と企業内福祉の対応―年金との関連的考察を踏まえて
大災害、とりわけ大地震と生活・経済の破綻
国民生活の基盤をなす医療保険の新路線
“美”を求める年金改革

[日販商品データベースより]

社会保障の将来像を追究し、現在深刻化しつつある諸矛盾・諸問題に対し、分析者と研究者の目を持って見極めてきた著者の研究・実践活動の集大成。わが国の社会保障の現状と課題、その未来について包括的に論じる。