- ずんたたくん
-
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2005年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784333021567
[BOOKデータベースより]
夜空のむこうのゆめの国ってどんなところ?山の子とクマの子の、ハートフルファンタジー。小学1年生から。
[日販商品データベースより]“ずんたたくん”という不思議な男の子に出会ったくまくまは、夜空を走る汽車で、お月さまの家に案内してもらう。そこで、夢のような時間を過ごしたくまくまは…。山の子とクマの子のハートフルファンタジー。
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【あらすじ】
雪の夜、眠れない熊のこどもは、そっと家を抜け出して外に遊びに行きます。そこで山の子どもに出会い、二人はいろいろなおしゃべりをします。そのうち山の子どもが秘密の場所に行くというので、熊の子どもは無理に頼んで一緒に連れて行ってもらいます。二人が空飛ぶ汽車に乗って、行った先にはお月様がいて…
退屈な眠れない時間が、いつの間にかファンタジーの世界になってしまう物語。
【感想】
眠れない子どもの描写がリアルで、自分の子ども時代を思い出しました。
夜中に急に目が覚めて、誰も起きていない時間は、不思議な雰囲気がして、この話のように、不思議な人が現れて、何かが起きそうな気がしたものです。
童話の世界にはいろいろな人が現れますが、「山の子ども」というのは初めて。大きな山になるまでは、あちこちに歩いていけるとか、お月様が友達とか、壮大な話。
現実世界と異空間の境界線があいまいになってしまうのが不思議。
お母さんの山とお父さんの山があって、子どもの山があるというところは、神話の世界のよう。山の話をもっと聞きたいと思いました。山が生まれるなら、死んだりもするのかな?
絵が全体的においしそうで、ちょっとレトロな雰囲気がステキでした。
何度か読み返すと、ますます不思議な感じがして、いろんな空想ができるのも魅力。
全体的にひっそりとした静かな感じで、秘密の話を、読者も聞かせてもらっているような体験ができて面白かったです。
心が秘密のマッサージを受けたような、ほっこり感のある一冊。(渡”邉恵’里’さん 30代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】