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- 焼跡のグラフィズム
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『Front』から『週刊サンニュース』へ
平凡社新書 268
平凡社
多川精一
- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2005年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784582852684
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[BOOKデータベースより]
戦時中の対外宣伝誌『FRONT』は、参謀本部の協力の下、東方社で制作された。東方社が育んだ技術は高く、その雰囲気には自由なものがあった。敗戦後、「戦争協力」により幹部の誰もが口を噤んでしまったが、著者は東方社の持っていた技術とデザイン力の高さは、戦後日本の出版に生かすべきものと考えた。日本の敗戦と焼跡の日々の模索のなかで、出版のビジュアル化を希求した貴重な記録。
第1部 虎穴での生き方(日米開戦と共に就職―仕事は対外国宣伝物の制作;心ドキドキの初出勤で出会った異体の人々;西洋館に出入りする革ジャンの長髪族;師匠と同室で気づまりの一人助手 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 焼跡をさまよう(敗戦―廃墟の焼ビルにあてもなく集う日々;焼ビルに身を寄せ合う元社員をさらに襲う不幸;広島・長崎の原爆記録を撮影―木村部長の度胸でフィルムを守る;『東京一九四五年・秋』の刊行―文化社が戦後に残したもの ほか)
敗戦まで対外宣伝誌「FRONT」に携わり、その優れた宣伝技術とデザインを戦後のジャーナリズムに生かそうとした記録。「気がつくと戦争しかなかった時代」を生きた世代からのほろ苦いメッセージ。