- 越境する歴史教育
-
国境を越えて、世代を越えて
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2004年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784876524501
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 楽しく学べるはにわ図鑑
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年10月発売】
- 系図でたどる日本の名家・名門
-
価格:880円(本体800円+税)
【2024年09月発売】
- 古記録入門 増補改訂版
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2023年07月発売】
- 一冊でわかる日本史&世界史ビジュアル歴史年表 増補改訂版
-
価格:1,892円(本体1,720円+税)
【2023年02月発売】
- 誰が場所をつくるのか
-
価格:3,740円(本体3,400円+税)
【2024年06月発売】
[BOOKデータベースより]
世界的な国民国家のシステムが、いま崩壊に向かって動き始めた。これからの歴史教育においても、もはや「自国史」や「国民史」といったせまい枠組みを乗り越え、「人類史」を展望しながら、まずは東アジアそしてユーラシアへと、自分たちを包みこんでいる地域と世界にどのようにかかわっていくかが、いま問われている。
序論 行き交う歴史教育・携える歴史像をめざして
[日販商品データベースより]第1部 新しい歴史教育の教材開発と実践(「原爆ギャップ」の克服をめざして―対立する公的記憶と歴史教育;戦後補償裁判に描かれたアジアの個人史;教員養成大学における歴史教育―「東アジア史」教育の実践的提案とその意義)
第2部 歴史教科書を分析・構成・展開する視点(大日本帝国の東アジア史教育―国民学校教科書『初等科国史』の考察を通して;高校日本史教科書の新しい動向と成果―世界史と〈世界からのまなざし〉を意識して;高校世界史における東アジア史学習を考える)
第3部 アジアとヨーロッパを結ぶ歴史的思考(一五〜一七世紀アジアとヨーロッパの中心・周辺意識―歴史教育・歴史的思考の多元性を考える;ある画学生の世界風景―アジアとヨーロッパが混交する現場;歴史的思考力の形成空間としての東アジア)
世界的な国民国家のシステムが、崩壊に向かっている。これからの歴史教育は最早「自国史」という狭い枠組みを乗り越え、「人類史」を展望しながら自分たちの地域と世界がどのように係わっていくかが問われている。