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[BOOKデータベースより]
心臓発作で急死したマリオの通夜。未亡人となったカルメンが、日頃の不平・不満を物言わぬ亡骸に向かってぶちまける。連綿と繰り返される文章がやがて耳になじんでひとつのリズムをもち、最初は意味のわからなかった言葉や事柄が徐々に具体性を持ち始め、やがてはっきりとした全体像が立ち現れてくる。深刻な会話を交わすこともなく、精神的についぞ寄り添うことのなかった夫婦の生活が露わに語られ、夫の無理解、浮気、利己主義を責めていたカルメンの独白が、最後には自らの不実を告白して許しを乞う悲痛な叫びとなる。
[日販商品データベースより]急死した夫マリオの亡骸を前に、時空を越えて連綿と語る妻の心理を描き出し、やがて耳になじんでひとつのリズムを持った文章から、言葉の全体像が現れてくる。人間の孤独に鋭く迫るスペインの人気作家の作品。