近代からの問いかけ

啓蒙と理性批判
現代カント研究　９

晃洋書房
カント研究会　

• 価格: 4,290円（本体3,900円＋税）
• 発行年月: 2004年05月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784771015074

内容情報

[BOOKデータベースより]

１　初期カントにおける分析性
２　認識の批判と拡張―カントにおける「仮象性」と「蓋然性」の区別
３　人間の定めについて―ドイツ啓蒙とカントのテルミノロギー
４　カントと黄金律
５　ドイツ啓蒙と敬虔主義―自由論を巡って
６　人類の進歩と歴史物語―カントの批判的歴史哲学
７　カント的自律を再考する―多元的世界における反省する自己
８　自由と決定論をめぐるカントとディヴィドソンの対立―非法則論的一元論としての超越論的観念論？
資料研究（カント年譜の諸問題―著作、大学職、住居等について）
書評

[日販商品データベースより]

現代を規定している啓蒙という近代の遺産が、我々に対してどのような意味を持っているのか。啓蒙思想を背景において、カントの思想の現代的意味を再検討する、現代カント研究シリーズの第９巻。