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[BOOKデータベースより]
本書は、ひとつの選挙区に注目して、これまで用いられてこなかったデータ、手法を加えながら、選挙制度改革の研究に、新たな頁を書き足すことを試みる。その結果、たしかに本書も「失われた10年」を真っ向から否定するものではなく、とくに政党の自己改革が遅れていることを改めて確認するものの、他方で諸組織や地方議員、有権者は、小選挙区制(比例代表並立制)に対して、それなりに対応しているという、若干趣を異にする結論が示される。新たな制度改革に政治学者が備えられるとしたら、それは断片的情報に基づいた印象に留まって過度な楽観や悲観に浸るのではなく、どこまで改革意図が実現され、あるいは何が達成されていないのか、より客観的な資料を蓄積することである。そのための一助となることが、本書の目的である。
第1部 経緯(盟主不在;混迷の序曲―1993年総選挙;本命不在―静岡市の地方政界;候補者乱立)
[日販商品データベースより]第2部 分析(政党組織;組織票;地方議員;有権者)
改革後初めての1996年衆議院選を対象として、全国有数の激戦区静岡第1区を取り上げ、新制度の下での候補者、政党、諸組織、地方議員、そして有権者の行動を分析し、選挙制度改革を検証する。