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[BOOKデータベースより]
1945年8月15日、日本の植民地支配からの「解放」に沸き立つ朝鮮半島では、早くも9月6日、朝鮮人民共和国の樹立を宣言し、民族の統一独立を眼前にしたかに見えた。しかし、半島に南北に進駐した米ソ両軍と左右両勢力との抗争によって、わずか3年にして朝鮮半島には分断国家が誕生し、同じ民族が内戦を戦わなければならなくなる。その悲劇の過程は、今なおこの地域に残る冷戦構造とアメリカの軍事的ヘゲモニーを克服し、東北アジアの平和と新たな秩序を構想するために、われわれがもっとも学ぶべき歴史である。
序章 解放から南北分断へ―朝鮮現代史の原点再考
[日販商品データベースより]第1章 朝鮮総督府の対応―八・一五前夜と直後
第2章 民族主義者たちの動向―左派・呂運亨と右派・宋鎮禹の場合
第3章 人民共和国運動の行方―朝鮮建国準備委員会の位置
第4章 社会主義者たちの困難―「長安派」と朴憲永らの活動
第5章 「親日派」問題の重さ―李承晩とその周辺
第6章 国際政治のはざまで―米国の朝鮮政策と信託統治問題
第7章 北部朝鮮における八・一五―ソ連軍進駐と金日成の台頭
第8章 流れに抗して―左右合作運動の展開
終章 裏切られた解放
なぜ朝鮮半島は分断されたのか。1945年8月15日から46年までの「解放」直後の混乱を詳細に分析した元本に、48年の分断国家成立までを増補し分断の原因を分析する。