- 世界を養う
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環境と両立した農業と健康な食事を求めて
農政研究センター国際部会リポート no.49
Feeding the world.食料・農業政策研究センター 農山漁村文化協会
バーツラフ・シュミル 逸見謙三 柳澤和夫- 価格
- 8,696円(本体7,905円+税)
- 発行年月
- 2003年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784540022067
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[BOOKデータベースより]
この本は、21世紀の中頃までに100億人に達しているだろう地球の住人を、“いかにして最もよく養うことができるか”という疑問に向けられている。バーツラフ・スミルは、人間の創意工夫が、生物圏の本来の姿を修復できないほど損傷することなく、すべての人々の健康で活気のある生活を支えるために十分な食料を生産することができるかどうかを問うている。この本は、農業から収穫後の損失や加工、食べたり、食べ残したりするまでの完全な食料循環を考慮しているという点で、世界の食料事情に関するその他の本とは異なっている。科学的手法をとっているスミルは、広範に及ぶ飢餓が切迫しているという破局論者の見解も、また大きな人口は人間の無限の相違工夫の源であるとして歓迎している「豊穣の角」信奉者の見解も支持していない。彼は、いかにしてわれわれは現存する資源をよりいっそう効果的に利用することができるかを示しており、そして、もしわれわれが農業の効率を上げ、廃棄物を減らし、食事を健康的なものに変えていくならば、将来の必要量は、われわれが予期しているほどの大きなものではないことを示唆している。
第1章 憂慮すべき理由
[日販商品データベースより]第2章 食料生産基盤の評価
第3章 環境の変化と農業生態系
第4章 作物栽培効率向上の機会
第5章 動物性食料生産の合理化
第6章 収穫物の消費
第7章 われわれはどれほどの食料が必要か?
第8章 最適な食事を求めて
第9章 中国は国民を扶養できるか?
世界の食料需給の将来についての悲観論と楽観論を吟味し、利用可能な実証的データに基づいて、関係する自然科学的・社会科学的な条件を検討。世界の食料や環境の問題に関して、科学的でバランスのとれた研究書。