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[BOOKデータベースより]
本書は、30年以上にわたって精神鑑定を続け、多くの殺人者とかかわりをもってきた著者が、近年の重大事件をモデルに、そして著者自身の鑑定体験をデータとする「実証的な研究」を公開したものである。近年の重大事件の殺人者の脳を検査すると、異常所見が高率に発見されるという事実がある。また社会にインパクトを与えた、重大な殺人事件の精神鑑定では、複数の精神科医の診断が一致しないことが多い。著者は以上の臨床体験から、殺人を犯す人々には殺人者に特有の精神疾患が認められるのではないか?と考え、殺人者の一部に見られる非典型的な精神病像に対応した「殺人者精神病」という必要にして妥当な診断概念を提唱する。そして、殺人の病因や殺人者の治療を考えるには、脳という生物学的な要因を考慮し、生物―心理―社会的要因を総合する考察、すなわち多次元診断を試みる必要があることを指摘し、精神医学的な診断の信頼性を確保し、犯罪者の医学的治療法の開発や再犯防止を効率的に進めるための科学的根拠を明らかにしている。
第1章 殺人者精神病の概念
第2章 多次元診断と「殺人者精神病」
第3章 精神鑑定と身体所見
第4章 早期脳障害と殺人
第5章 ライフサイクルにおける注意欠陥/多動性障害
第6章 行為障害と反社会性人格障害
第7章 解法精神障害者とその処遇
第8章 精神医学と法曹
第9章 無期殺人囚の仮出獄と再犯
第10章 拘禁反応と訴訟能力
付章 精神療法家の光と影