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- 天皇と赤十字
-
日本の人道主義100年
Humanitarianism and the emperor’s Japan,1877ー1977.- 価格
- 4,070円(本体3,700円+税)
- 発行年月
- 2002年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784588364112
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[BOOKデータベースより]
日本赤十字の草創期から、日露戦争、太平洋戦争における同社の栄誉と屈辱の歴史をたどり、第二次世界大戦時の非人道的行為によって固定化された残忍なイメージの裏に隠された、日本の人道的活動の実態とその国際的評価を、天皇との関わりにおいて明らかにする。豊富な欧文資料をもとに綴られる、英国の日本史研究者の眼をもってなしえた、日本近代のヒュマニテリアニズム・レポ。
第1部 天皇への信任の確立(日本における赤十字;「天皇の赤子」―陸海軍における健康管理;赤十字と国民の健康管理)
[日販商品データベースより]第2部 天皇への称賛(日本、人道主義の世界的リーダー(一八九五‐一九〇五年);日本におけるロシア人捕虜(一九〇四‐〇五年);ドイツ人捕虜(一九一四年‐一八年);放棄された人道主義)
第3部 新天皇への旧い衣服(戦争捕虜と恥辱;苦難の捕虜;究極の武器―麻薬と病原菌;人道主義の灯を絶やさずに)
第4部 一九四五年、そしてそれ以後(「戦争の顔は死の顔である」;よみがえる不死鳥;天皇の名において)
日本赤十字社の歴史を辿り、第2次大戦時の残忍なイメージの裏に隠された、日本の人道的活動の実態を、天皇との関わりにおいて明らかにする。豊富な欧文資料をもとに綴られたヒュマニテリアニズム・レポ。