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[BOOKデータベースより]
中央アジア北部の古代遺跡―山地アルタイ地方のアク・アラハ、カタンダ、パジリクおよびモンゴル高原のノイン・ウラ各古墳は、紀元前5〜0世紀に古代遊牧系住民によって造営された。凍結墳墓であり、多くの遺品が朽ち果てずに残存して、その中には、当時の革や布を素材にした衣服も見られた。著者は、これら出土の衣服の実見・調査を重ね、衣服構成学の視点から厳密に復元・考察を試みた。服飾史上、当該期アジアの衣服は“平面的構成”(折りたためる直線的構成)とされ、“立体構成”(折りたたむと皺ができる)は、14世紀以降西洋に発達したとされる。しかし、出土した紀元前5世紀の中央アジアの衣服にも、この要素を見いだせることを解明した。人の体形に合わせて革を接いで製作した古代遊牧民の着衣(体形衣的構成)が、布にも汎用されていくという論旨を核に、これを漢代のいわゆるシルクロード開通以前の東西交流史のなかに跡付けていく注目の書。
第1部 山地アルタイ地方の古代服飾―紀元前5世紀〜前2世紀(アク・アラハ古墳出土の服飾―紀元前5世紀〜前2世紀;カタンダ古墳出土の服飾―紀元前5世紀〜前4世紀;パジリク古墳出土の服飾―紀元前5世紀〜前2世紀)
[日販商品データベースより]第2部 モンゴル高原地方の古代服飾―紀元前後(ノイン・ウラ古墳出土の服飾―紀元前後)
紀元前中央アジアの凍結古墳アク・アラハ、カタンダ、パジリク、ノイン・ウラ…。出土した衣服を実見・調査し、衣服構成学の視点から厳密に復元・考察を試みた著者による、服飾史上の新知見を導く注目の研究。