- グローバル化シンドローム
-
変容と抵抗
The globalization syndrome.- 価格
- 5,170円(本体4,700円+税)
- 発行年月
- 2002年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784588675058
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[BOOKデータベースより]
急激なグローバル化の波は近年、シアトル・ジェノヴァ・メルボルン・ソウルなど世界の主要都市で、IMF・WTOや世界銀行の会議のつど反対デモを引き起こしてきた。本書は、その複合的な諸過程・諸活動、矛盾と対立をはらむ力学の解明を目指す。国際分業つまり労働と権力の分割、移住・貧困の実態、新リージョナリズムの動向、各地での反応の位相を検討して、「包括」と「排除」のシンドロームを明らかにする。ポランニー、グラムシ、ブローデルに依拠し、東部アジアと南部アフリカを中心に100以上の地域での調査を踏まえて、抵抗の文化と「新自由主義の倫理とグローバル化の精神」をも問う。
グローバル化の力学
第1部 労働と権力のグローバルな分割(国際分業を再考する;グローバル化と移住;グローバルな貧困とジェンダー;マージナル化:モザンビークにおける市場の開放)
第2部 リージョナリズムとグローバル化(「新リージョナリズム」;グローバル・ヘゲモニーとリージョナリズム;グローバル化へのサブリージョナルな反応)
第3部 グローバル化に対する抵抗(グローバル化に対する抵抗―その概念化;環境型抵抗政治;グローバルな組織犯罪;結論:満足派と不満派)