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[BOOKデータベースより]
植民地=文明化という論理の分析。V・シュルシェールら奴隷制廃止論者が熱心な植民地拡張論者だったのはなぜか。アルジェリア、西アフリカ、インドシナ、カリブ海に刻んだ150年間のフランス植民地主義の歴史を本国と関連させて辿り、第二次大戦後の民族独立戦争からクレオールの復権の意味までを視野に収めた意欲作。
序 なぜフランスの植民地か
第1章 奴隷制廃止と「文明化」
第2章 カリブ海からアルジェリアへ―イスマイル・ユルバンを通して
第3章 帝国主義の時代
第4章 「危機の二〇年」の諸相
終章 「オクシデンタリズム」を問う