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- 幕藩制改革の展開
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- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2001年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784634521605
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[BOOKデータベースより]
本書は、二〇〇〇年度史学会大会近世史部会のシンポジウムの報告を軸として構成されている。近世史、とくに近世の解体過程の研究にとって、諸矛盾の集中的な表現として幕政改革、藩政改革研究が重要であるという認識を前提に、「近世三大改革論の再検討」というテーマを掲げて、いくつかの視角から幕府の三大改革を再検討することを試みた。また、当日の報告のほかに四本の論文を加え、より幅広い論点とシンポジウムの成果を提示した。
序論 近世政治史と三大改革論―研究史の整理と展望
[日販商品データベースより]1章 享保改革の歴史的位置
2章 享保・天明の飢饉と政治改革―中央と地方、権力と市場経済
3章 「地理糺し」と寛政改革―勘定所の活動を中心に
4章 寛政改革と蝦夷地政策
5章 関東取締出役と改革組合村―文政改革の基調
6章 天保改革と江戸の名主―都市支配機構と天保改革
7章 天保期秋田藩の民衆闘争と藩政改革
幕府の3大改革研究の現状を提示し、社会構造・対外関係の変動と政治改革の関係を追究することを通して、18世紀から19世紀半ばまでの政治史研究の発展方向を模索する。