この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ペルソナ
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年11月発売】
- 戦争シミュレーション 未来戦記の精神史
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2025年06月発売】
- 第2図書係補佐
-
価格:545円(本体495円+税)
【2011年11月発売】
- 「清張」を乗る
-
価格:880円(本体800円+税)
【2009年12月発売】
- 三島由紀夫が復活する 新版
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2023年04月発売】




























[BOOKデータベースより]
天才作家が目指した世界とその宿命を描く、渾身の評伝。単なる作家論でもないし、学術書でもない。細部はすべて事実から成り立っているが、大きな仮説を愉しむための文学である。
第1章 原敬暗殺の謎
[日販商品データベースより]第2章 幽閉された少年
第3章 意志的情熱
第4章 時計と日本刀
天才作家が目指した世界と、その宿命を独自の取材で描く渾身の評伝
樺太庁長官にまでなりながら、その後躓いて不遇の晩年を過ごした祖父と、祖父の利権の残る農商務省に入りながら、仕事に打ち込むことのなかった父。本書はまず三島由紀夫を生んだ平岡家の系譜を丹念にたどり、「近代」と官僚の関わりを明らかにしていく。さらに、大蔵省をわずか9か月で辞め、文壇に転身した三島由紀夫の作品にも一族の中に色濃く流れる官僚の血が顔を覗かせると指摘、衝撃的な割腹自殺までの道程を、独自の着眼点で検証する。単なる作家論でもないし、学術書でもない。ある事実から仮説を立て、その仮説を証明する事実を丹念に蒐集する。つまり細部はすべて事実から成り立っているが、大きな仮説を楽しむための文学である。